円盤分銅の種類と各種の特徴的なポイント

てんびんで使用する円盤分銅は、重量を測定するのに用いるものですが、その種類には重さだけでなく材質の違いもあります。

大正創業の株式会社大正天びん製作所では、主にステンレスやクロムメッキに鉄塗装の円盤分銅を取り扱っています。

ステンレスはオーステナイト系の非磁性ステンレス鋼で、JIS規格に対応していること、表面粗さの精度や密度も優れているのが特徴です。

ステンレスは耐久性が高く、腐食しにくい性質を持っていますから、精度を重視する場面において有効性を発揮する素材です。

株式会社大正天びん製作所が取り扱うクロムメッキの分銅は、黄銅を使用したタイプで、こちらも各種の性質が優れている上に、鏡面仕上げとなっています。

円盤分銅は場面によって求められる精度は異なり、精度よりもコスト重視で手頃な分銅が必要になるケースもあります。

分銅を専門とする株式会社大正天びん製作所は、このようなニーズにも対応できるように、手頃な鉄製の製品も用意しているわけです。

価格は他の素材に比べ、同じ重量でも4分の1以下とリーズナブルですから、大量に用意する必要がある場合にも便利です。

材質は鉄で、その上に塗装を行っている仕上げということもあり、耐久性にはあまり期待できませんが、それでも厚く塗装されているので長く使える可能性が高いです。

いずれの素材についても、取り扱い方を間違えると精度や性質を損ねてしまうので、必要なタイプを選び正しく扱い、長く使えるように心掛けることが大切です。

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